築２５年の住宅の耐震リフォーム工事

大規模な地震災害への対策として、住居の耐震リフォームを行うという方が増えています。
耐震とは建物自体の強度によって、地震の揺れに耐えることです。耐震性を高めることで、地震による破損や倒壊を防ぎます。つまり、建物の強度を上げるということです。
今回のお客様は、【内壁を撤去し内側から行う耐震補強工事】を行いました。
外壁から行うことも出来ますが、費用も上がりますし、雨仕舞いの心配もあるので、今回のお客様は内壁から行いました。
内壁を撤去するので、内壁内部の筋交いや断熱材、柱などの状態を目視で確認でき正確性、確実性も高くなります。
内壁を撤去して内側から行う耐震補強工事も外壁を撤去してから行う工事と同じく筋交いや構造用合板などで補強する方法となります。
このお客様の住宅は筋交いが入っていたので筋交いに補強金物をつけ構造用合板を貼りました。
幸い、このお宅の耐力壁の場所は、押し入れ等が多かったので、部屋の壁を補強するところが少なくすみ、仕上げ工事の費用を低くすることが出来ました。

内壁耐震工事の工程